遺族年金のカンタン計算方法を知っていたら、保険料を節約できる

保険料を、賢明に抑えるにはどうしたらいいかはカンタンである。

多すぎるでもなく少なすぎるでもない「死亡保険金」を把握することである。

死亡保険金を欲張って高くすると、月々の保険金は高くなる。当選金額の高い宝くじを買うようなものだからである。

反対に、死亡保険金をいたずらに低くすると、月々の保険料は安くなるが、万が一の保険が最大に役立つときに「不足して遺族が路頭に迷う」ことになって、支払った保険料の意味がなくなってしまう。

では、どうすれば合理的に死亡時にどのくらいの保険金が要るのかがわかるのかというと、「遺族年金」の額を把握しておくことである。

現代において、「社会保険」が担う役割は大きい。

というよりも、「社会保険料の負担が高い」ので、つまり、所得における社会保険料の支払い比重が高いために、可処分所得が相対的に少なくなってしまうので、当該社会保険料を無視しては、保険の設計が成立しないのである。

もっというと、社会保険がなかったらその分の保険料だけ、私保険に充てられた、という寸法だ。

もっと、もっというと、私保険である終身保険等に入る以前に、公的な保険である年金にお金を支払ってるから、その保険の性質をしっとかないと、余分に支払うことになる、というわけである。

さて、本題に入る。

一般的にいう遺族年金とは、「遺族厚生年金」のことで、2階建てで表現される。

2階部分が厚生年金の遺族年金=遺族厚生年金で、1階部分が国民年金の遺族年金=遺族基礎年金となる。

2つの年金が合わさって、一般的にいう遺族年金になる。

さて当該遺族年金の額がわかれば、年に支給される金額がわかるわけで、現在と将来における生活費や資金需要の「不足額」が判明する。それを「死亡保険金」の目安とするわけである。

一般的にいう遺族年金は、以下のように計算すると、適当かつ曖昧だが、簡単に似た金額がわかる。

まず、遺族厚生年金の部分は、「これまでの平均年収÷12×1.2」で計算する。

年収400万の人なら、4,000,000÷12の1.2倍で、年額40万(月額33333円)の遺族厚生年金が出る。

それに、遺族基礎年金をプラスする。「妻と子」のケースとする。

子のある妻にしか遺族基礎年金は支給されないので、「101万円」が支払われる。

「40万」+「101万」の「141万円」が、社会保険から遺族年金として遺族に支払われる。

遺族年金は非課税であり、パート収入も103万円までは非課税なので、おおよそ「244万円」までは、税金がかからない。健康保険等も「全額免除」か「一部免除」される。

働かないなら「141万円」で、働くなら「244万円」までは、社会保険等で見ておくことができる。

なお、共働き世帯の増加を反映するため、「妻と子」部分は改正の予定で、子のある夫にも支給されるようになる予定である。

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