マイクロソフトは、フェイスブックに1.6%出資しているし、マイクロソフトとフェイスブックの接近は、マイクロソフト製検索エンジンのBingとフェイスブックの連携があることからも想像できた。
そして、今回のフェイスブックとスカイプの機能統合である。
マイクロソフトは、5月、85億ドルでスカイプを買収するのを発表しているから、順当に行けばフェイスブックとマイクロソフトが提携を強化するのと変わらない。
とまあ、こういうわけで『1位と1位・1位同士』の戦い、『巨人戦争』が勃発と相なったわけである。
いうなれば、トヨタとソニーと東京三菱が殴り合っているようなもんだ。
『敵の敵は味方』という。まさに実地で行っている。
素人が見てもいい提携
この提携で、1億4500万人のスカイプの利用者で、フェイスブック未利用者がフェイスブックに流入することが見込まれる。
その逆の、ややこしいが、フェイスブックの利用者で、スカイプの未利用者・他社サービス利用者がスカイプの流入が見込まれる。
素人が見ても、互いが互いを補い合う「いい提携」である。ベストウェディングである。
個人的な直感でしかないが、Google+はあと数年は苦戦をするだろう。
ちなみに、フェイスブックCEOのハンサムさんは、フェイスブックのユーザー数が7億5000万人に達したことも明らかにした。
さっぱりわからない
正直なところ、この戦いが、どうなるかさっぱりわからない。
個人的な憶測だが、Googleはやっぱり検索エンジンで強く、フェイスブックはSNSで強く、マイクロソフトはOSで強いと言う風に続くのだろう。
お互いがお互いのシェアに猛追はできるだろうが、なかなか駆逐・制圧まではできないだろう、と思う。
よほどの大ポカをしない限りは、シェアに大きな変動は生まれないだろう。
結局、棲み分けになるのではないか知らんと思うが、日本人的発想・結論な気もして、ホントわからない。
だから、わくわくする。総合格闘技より、よほどにエキサイティングだ。