グーグルは、7月19日、第2四半期(4~6月期)決算を発表した。
売上高、純利益ともに2桁の成長で、好調であるといわざるを得ない。
今期の決算の目玉は、買収したモトローラの財務諸表を反映したことで、このことも、売上と利益の底上げに大いに貢献している。
ま、SNSのグーグル+も、地味にユーザー数を延ばしているし、アンドロイド端末、APPSの利用者も伸びている。
全体の売上比率のうち4%ほどしかないが、それでも、4億3900万ドル、邦貨で351億円の売上と、なかなかのものである。
一方の検索エンジンのペイパークリック事業が巨大過ぎているから霞んでしまうが、今儲かっている事業の「次」を模索して、新規の事業を育てている姿勢と実績とは、評価できる。
ほんと、つくづく思うのは、グーグルくらいの“儲かる商売”にならないと、5次6次の株主は儲からない、ということである。
つくづくあの値段で買っておいてよかった。いま、バイしてホールドすることの威力を感じている。
バフェットの株式投資は、よく言われるように「バイアンドホールド」だが、ホールドするだけの相当な理由があることを、忘れちゃいけない。
単に持ち続けるのではなく、何を持ち続けるかである。