FTCが反トラスト法でGOOGLEへの調査を開始。しかし、何が調査されているのかわからない。

反トラスト法は経済事件なので、「容疑」なる言葉を使うのは不適当だが、GOOGLEに何の「容疑」が見込まれての調査なのか、いまいち、よくわからない。

いくつかのニュースを覗いてみたり、GOOGLEやFTCのアナウンスを見たりしても、いまいち、はっきりしない。

ということは、誰もわからない、ということである。つまり、現時点では、FTCの側も「何を」もって、「どこ」を攻め手にGoogleを追求するのか決まっておらず、だからこそFTCは、証拠固めのための「召喚」なり「調査」をしようとするのだろう。

「ということは」は、Googleにも当てはまる。つまり、自分たちが「どこの」「何で」追求されるのかをわからないわけで、小説風にいえば、攻め手が要塞のどこに寄せてくるかわからないため、互いに「腹を探って」いるような状態のように思われる。

「ということは」は、利害関係人、メディア、投資家についても、言える。当事者がわからないのなら、第3者はもっとわからない。これから何が起こるかは誰もわからず、今は両者間で争点の整理が行われていると考えておくべきだろう。

SECに行われたGOOGLEの報告も2行しかなく、「召喚状とお知らせが来たよ」くらいしか述べられていない。

市場(ミスターマーケット)にお尋ねするのもなんだが、6/24のGOOGLEの株価はそう変化していない。市場一般の落下につられていて、株価の急激な下落は見られない。が、煙は「もくもく」と立ちのぼっている。

参照:SECに行われたGOOGLEの報告
参照:FTC
参照:Google公式ブログ
参照:wikipedia:反トラスト法
参照:Yahoo! Finance:google

GOOGLEは公式ブログで、FTCの召喚を「不明瞭」と述べているが、ある種の業界の人・組織・企業・業界にとっては、「GOOGLEさん、あんたも結構『不透明』だよ」といっているわけで、要するに戦いはこれからだ、ということ。株主としては、戦いの様相が明らかになるのを待つしかあるまい。

どこの何が争点になるかわからないから、わたし個人の憶測になるが、パンダアップデートなど、検索アルゴリズムの変更によって、ある種の人たちに不都合な事態が発生したが、おおむね公平な、ユーザー本位のアルゴリズム修正だったように思う。

だから、結構、心丈夫なところもある。だから、投売り・不安売りがあると、とても嬉しい。盆踊りをしたくなる。とはいえ、GOOGLEが1つの山場に来ていることは間違いない。クッキーとプライバシの取り扱い、セキュリティなど、覇者への試練はまだまだ続くだろう。そして、古の巨人MSFTと新興FACEBOOKとの両面作戦に、GOOGLEは耐えられるのだろうか。

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