フェイスブックの株価が、ずるずると落ち続けている。
これを書いている時点で、フェイスブックの株価(FB)は、23.15ドル。IPO時の38ドルから40%も値下がりしている。
マスメディアの好む表現をすれば、評価額1兆ドルが、3ヶ月も経たない間に、4000億ドルもの富が吹き飛んだ、である。
さて、当該株価の低下傾向だが、急落というのではない。しかし、地味に、ボディブロウを食らったボクサーのスタミナのように、値を安くしていっている。
株安の背景は、言うまでもなく先の四半期決算の低調振りであろう。
そして、現状の株価の低調具合の理由を加えるなら、「次期決算の見通しを出すことができなかった」という点だろう。
つまり、当の経営者兼ビジネス推進者ですら、自分たちのやっているこれからの予想が立ってないという次第である。
そこに、投資家は「危うさ」を見出しているのだと思われる。
しかし、とはいっても、アナリストの評価は高く、ストロングバイ・バイ・ホールドが大半を占め、セール、ストロングセールはごく少数である。
やはり、フェイスブックの潜在性は、実に買われているわけで、何時それが爆発するか、である。
個人的には、もうそろそろ仕込み時かなと思っている。ひとつの機会は、8月19日の禁止期間あけにどうなるかである。