EPSだけならあまり耳にしないでしょうが「1株あたりの利益」は耳になじんでいる人も多いでわ? 株式を株券として1個の商品としてその性質に着目するときに見るのは利益でしょう。 EPSが毎年、どのように変化するのを見るのも企業の特性調査のひとつです。 株式を買うときは、ほとんど100か10または1000株の単位ですが、その大元たる1株はどんなもんかい、ということを調べる数字です。 りんご箱の中の1個のりんごを調べるものです。
「EPS」よりも「1株あたりの当期利益」のほうで使われる事が多いでしょう。無理してEPSみたいな英語を使う必要もないでしょう。 EPS、つまり1株あたりの当期利益は、税引き後利益を発行済み株式総数で割ったものですから、いくら税引き後利益が1000億あっても、株式総数が1000億なら1株あたりの利益は、「1円」でしかないわけです。 逆に利益が10億円と先ほどの例の1/10だったとしても、発行済み株式総数が10株だと、1株あたりの利益は1億となります。 これほど極端な例は上場している以上ないでしょうが、「IPO(新規株式公開)」で当初より何倍もの値段がつくのは、発行済み株式総数が少ないため、1株あたりの利益が相対的に多く、高値がつきやすい環境にあるといえます。 そして、高値がつくと高値が高値を呼ぶ、見たいな感じで相場が動くのだと考えます。
株価=PER×1株あたりの利益 株価はこの式で出ます。つまり1株あたりの利益をアップさせる出来事があり、PERが同じならば、株価は上がるものなのです。自社株買いなどは株価上昇を促す代表です。 例:自社株買いで5000万株を消去した。 自社株買い前:利益100億で10億株発行→1株10円。 それで、PERが20倍だと・・・株価は200円から210円になりますね。投資家は何もしないのに、5%も利ぐ得るんです。 EPS、つまり1株あたりの当期利益を注目しだしたのは、グリーンブラッド投資法を読んでからです。意外に、企業の資本政策(自社株買い、合併・買収・新規公開など)で1株あたりの利益が変ってくる事が多いのです。 また、EPS、つまり1株あたりの当期利益が順調に何年何年も伸びている企業はバフェットのいう「優良企業」である事が多いです。 過去数年分のEPS、つまり1株あたりの利益の伸び率を見てみると、意外に増収増益だといいつつも変わっていない企業が多いものです。その企業の利益も重要ですが、EPS、つまり1株あたりの当期利益がどれだけ動いたかを見たほうが、その企業の姿に迫れます。 自分を買うものを知る必要がある。その知るべきものがEPS。 |
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