古典的なレジの脱税

今となってはそう行われていない、古典的な脱税方法として、「複数のレジを使う」やり方があった。

たとえば、店内に3台のレジがあるとする。

しかし、店の裏にもう1台レジを置いておいて、脱税する分は、そこで決済する。

で、税務署用の申告には、店内の3台分のレジの売り上げしか、申告しないという塩梅である。

逆を言えば、レジ1台分の売り上げを控除する、というわけだ。

古典的と銘を打っているように、この複数レジ売上控除は、昔のものになっている。

というのも、税務署職員の潜入調査が行われたら、一発でばれるからである。

「なんでこの会計だけ、店の裏に行っているのか」と目星を付けられたらおしまい。

また、同業者からのチクリも、当然ある。

「裏に1台、レジがありますよ」と電話なり投書があれば、すぐにばれてしまう。

てなわけで、あまり「行われなくなった」という塩梅である。

また、同様のレジによる脱税として、「一定期間、レジを打たない」というやり方もあった。

そう、「ある時間帯だけ、レジで計算するのでなく、電卓等で計算して決済する」のである。

それか、いちいちレジを打たず、伝票だけで集計しておいて、「申告」する分だけを、後からレジで打ち直すやり方もある。

しかし、これらも、「チクリ」と「潜入調査」には弱いために、あまり行われてはいない。

「何でレジ打たないんですか?」と言われたらおしまい。

やってるトコを見つけても、税務署に通報したりメールしてはいけないよ。

チクリは「匿名」なほど、信憑性が上がるしね。

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