高額なクルーザーやヨットが売れるわけ

高額なクルーザーやヨットが売れるわけは、「税金」にある。

別段、買う人の趣味であるかもしれないが、大方は、「税金に取られるくらいなら使ったほうがよい」という背景があろう。

クルーザーやヨットは、耐用年数が低い。

モーターボートで4年、ヨットなら5年である。

均等償却なら、その年月で償却していくことになる。定率法なら年62.5%で償却していくことになる。

大概は、償却率が高めに見える定率法を選ぶ。

たとえば、1000万円で買ったのなら、1年目は625万円が減価償却費として、費用化(経費参入)できるわけだ。

さて、1年目は「625万円」が経費になるわけだが、実際の「支払額」は違う。

5年ローンで買ったら、1年目の総支払額は200万円となる。

差し引き「425万円」の金額を、経費として、より多く落とせるわけだ。

なお、当該クルーザーやヨットの費用は、「備品」扱いでなくて、福利厚生費でも落とすことができる。

従業員なり社員が、レクリエーションのために、全員で使う体となっているわけだ。

保養施設の保持が経費かできるのだから、クルーザーやヨットも「福利厚生」に当たらない理由がない。

実質は、オーナーや社長・役員しか使っていなくても、会社の制度上、「みんなが使える」ようにして、つまり、制度としては存在しているけれども、全く周知させないので従業員の誰もが利用できないようにして、会社のお金でヨットやクルーザーを楽しむわけである。

こうした背景から、高額なクルーザーやヨットが売れるのである。

蛇足だが、ヨットやクルーザーで使われるだろう高級釣竿も、同様に「福利厚生費」として、計上されていることだろう。

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