・バフェットの銘柄選択術の感想

バフェットの銘柄選択術を読むことで、企業の投資的価値に基づいて株式投資ができるようになる書籍です。銘柄選択の中でもっとも優れた入門書籍です。

CHAPTER 1
真スルメ書籍

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バフェットの銘柄選択術
 株式投資の優れた入門書。

教科書中の教科書

おそらく、株式投資において、これほどの実践的な入門書はありません。あー単純にいえば、株式投資とはそういうものか、と納得できる1冊でしょう。1番読みやすくて内容があるかと思います。

まず、全体的な特徴について。全部で23章ありますが、各章ともいいボリュームで疲れを感じさせません。

各章の終わりに、「KEY POINT」と練習問題、「YES,NO」問題がついています。そのため、じっくり取り組めば、かならずバフェット流の基本的なやり方がマスターできるようになっています。

文章の平易さもありますが、とても助けになるのがエクセルの使い方がキチンと提示されている点です。

例えば「過去10年分の年平均収益率」をだしてみよう、といったテキストがあれば、該当箇所にエクセルにこれこれこうと、入力しようと、書いてくれている親切設計です。

「バフェットの銘柄選択術」においても、初心者を悩ませるROE、PBR、PERといったおなじみの株式投資用語が出てきますが、キチンと用語一覧があるので、それを何十回と参照していくうちに憶えます。

ま、本書中で何回も演習があるので慣れてしまうと言う面もありますが^^;

(間違いなく、あやふやなことばがはっきり使えるようになります。それほど、この本の構成がしっかりしているのです。)

よく、株式の分類に「景気循環株式」云々がでてきますが、この本にある、「消費者独占型企業」と「コモデティ型企業」の違いほど明確でわかりやすく、それを実証できる分類方法もないでしょう。

ちなみに「消費者独占型企業」とは、消費者に支持を受けたほぼ独占的なブランドを持った企業で、これからも高い成長率を期待できる企業で、バフェットはこうした企業を「有料橋」と形容しています。

(今、普通に走っている生活道路の橋が有料になったらどうなるでしょうか?)

「コモデティ型企業」はよくある商品サービスで、競争相手も多く、ブランド価値のない企業ということです。

個人的にじっくり取り組んだのが、最終章です。最終章には「3つのケーススタディ」もあり、ガネットやフレディイマックといった「バフェットならでは」の企業を教材に、どのような過程を踏んで投資に至ったのか?いうことも理解できます。ケーススタディでの企業の問われ方を一読するだけでも、銘柄選択における論理の組み立ての大きな助けになるかと。

ROEが年成長10%である企業、この意味で「うひぃ」となってしまう人間になれるのです。もちろん、ROEの成長率からの分析方法も、しっかりと掲載されています。

実際、財務諸表からどのような分析をすればいいのかという、疑問にこたえてくれる、いい書籍です。なお、この書籍はごく稀に本屋で見かける事ができます。大きな本屋ならその可能性も上がりますので、探してみることをおすすめします。



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