伝記から学んだナイス語句

サマリー

このページでは、相場師たちの伝記を読んで、心に残った語句やフレーズ、発言を書きとめていきます。現在、リバモアの「高度の善意情報」、山崎種二の「勉強は絶対に必要である」の2つ。

相場師の経験

相場師たちの経験から滲み出るエッセンスや教訓を、身に付けない法はありません。今後もぐっと来た言葉を書きとめて行きたいと思います。まあ、失敗した後でそれらの深い意味がわかるんですけどね。

・高度の善意情報

リバモアの言葉。コットン・キングに、これこれこういう「うわさ」があると聞いたことを真に受けたため、綿花市場で大損をこいたときに発した言葉。

「コットン・キングは、わたしを騙そうとしたわけではない。結果的に騙したことになるけれど、その投資判断を行ったのは自分自身だ」と考えて、痛手から立ち上がろうとするリバモア。

コットン・キングは、本当に善意から、「大口の買いがあるみたいよ」「○○産は台風で全滅らしいよ」風の「うわさ」を教えたのですが、おもっくそ外れて大きな損をします。リバモアはこの失敗経験から、インサイダーめいた話やうわさを「高度の善意情報」と名付けるのでした。

悪意がない分、善意の情報には騙されてしまうのです。今後、同じ轍を踏まないためにも、自分の判断のみを信じようと、リバモアは決意したのでした。その通りだわ!

これを機にリバモアは、一切のインサイダー情報、市場情報について教えるな、と釘を差したとのこと。

また、自分の事務所をウォール街から離れたところに構えます。こうしたほうが、インサイダーめいた情報が入らないからです。これは、バフェットとよく似ています。

「世紀の相場士 ジェシー・リバモア」(リチャード・スミッテン著 藤本 直=訳)

・勉強は絶対に必要である

勉強は絶対に必要である。だが、本を読むのは大変だ。人の話なら解りやすい。

たまたま経済関係の雑誌をやっているダイヤモンド社の石山賢吉さんとも知りあうことが出来た。

景気の見通しはもちろんのこと、会社の業績をどうみるかなど、工場見学にも一緒につれて行ってもらい、急所を教えてもらった。米相場を張る上では田んぼをみたり、天気予報を研究したりする。

株の相場を張る上では会社を研究するのを欠かすことは出来ない。そういう意味で実に助かった。

「そろばん」より:山崎種二著

やはり、自分に合う勉強が必要です。「~したらいい」といった「善意の情報」は一度シャットアウトして、自分で編み出す必要があります。

ちなみに、バフェットやマンガーは、ひたすら年次報告書を「読む」そうです。