初心者のエクセル

サマリー

いろいろな複利計算をする上で、エクセルは非常に便利です。エクセルでの複利計算と、タバコをやめたときの複利効果、そして、エクセル最大のコツを紹介します。エクセルでこんな事ができるんだ、の初手になればと思います。

エクセルで複利

●単利と複利

単利は毎年毎年、元本に対して一定の額が利息となります。
国債だと、購入100万円、利率が5%で、毎年5万円もらえます。

複利は毎年毎年、元本に対して、その利息分が元本に組み込まれて利息が計算されていく事をいいます。

金融機関から、100万円、利率5%でお金を借りたとします。
一年目は、5万円。二年目は10万2500円、3年目は15万7625円、4年目は21万5506円、5年目は27万6281円、利息を払わなくてはいけません。
これは元本を1円も返済しなかったら、の話ですが。

利回り・・・複利計算での最終的な利率。

例えば50万円を年利25%複利で5年借りてみましょう。
これも元本は1円も返済しないですよ。

利率 元本 1年/利息/
利回り
2年/利息/
利回り
3年/利息/
利回り
4年/利息/
利回り
5年/利息/
利回り
25% 500000 625000 781250 976563 1220703 1525879
    125000 281250 476563 720703 1025879
    25% 56% 95% 144% 205%

こういうことになります。雪だるま式に借金が増えてますね。

最初は年25%でしたね。でも、最終的には152万5879円返さないといけませんね。152万5879円引くことの50万円が、利息部分になります。

利息は102万5879円ですね。これに元本である50万で割ると・・・約205%になります。この205%を5年で割ると41%になります。この41%が元本50万円、5年複利で年利25%の利回りとなります。

この計算をエクセルでやるには、セルC2に「B2*(1+$A$2)」と打ちます。
次にセルC3に「C2-$B$2」そしてセルC4に「C3/$B$2」と入れます。

後は、好きな年数ごとにコピーすれば出ます。100個コピーすれば恐ろしい事になりますね。

低金利→住宅ローンの金利が低い、といっても正味の利回りは?となるとおおきいものです。

例えこれが数パーセントであっても、企業の最終利益に対する影響は長期的に見て大きいです。なぜ、無借金か負債が少ない企業を買わないといけないのか、わかると思います。

・タバコ代の複利計算

私はピースミディアムを吸っていました。当時は、1箱260円です。1日1箱吸っています。そこで、禁煙して5年間、その金額を年10%で運用できればどうなるか?

エクセルで計算してみましょう。先ほどのページの表を、少しいじればできますね。利率を10%にして、元本をタバコ1年分94,900円にします。

出てきた数字のうち1年から5年にあたる数字をサムで、合計してみましょう。

637311円になりましたね。5年分の煙草代は474500円。

運用益は162811円ですね

煙草をやめ、10%の運用先を見つけれれば・・・おいしいですねぇ。10年つづければ・・・凄い数字になりますねぇ。

バフェットがフリィップモリスやアメリカンタバコに投資したのもわかりますね~。ほぼ、喫煙者はタバコをこれからも吸い続けるわけで^^;

やめたら大きいタバコなのですが、やめれないと長期的にえげつない額を延々と国家に捧げている事になります。

所得税を払い、消費税を、社会保険・労働保険を支払い、そしてタバコ・酒・・・。間違いなく機会損失は発生しています。

これが複利の力なのです。間違えれば恐ろしい事になります。

最も単純な使い方をしてみました。本屋さんに行けば財務関数を紹介した本がたくさんあります。こんなしちめんどくさい事をしなくても、自分の目的とする関数が紹介されてます。

住宅ローンの計算方法、割引計算、貯蓄にあたっての期間計算と積立額の計算など、知れば知るほど用途の高い知識ばかりだと思います。

このタバコと複利の関係(機会損失とタバコ代を運用したときの利回りでの関係)に注目している相場師がいました。

山崎種二という相場師なのですが、昔から考えることはおんなじなのですねぇ。

・エクセル最大のコツ-探す

エクセル最大のコツは、「検索」して自分の目的に適うエクセルファイルを「探し出す」ことです。

エクセルがリリースされて、結構な時間が経ちました。ですから、大半の用途に設計されたエクセルファイルは、どこの誰かが作っているものです。

1から自分で打ち込んで設計するよりも、既に出来上がっている「エクセル」を探す方が早いです。

「エクセル」を作ることよりも、探した方が賢明なことが多いので、一言申し述べておきます。

もうわたしは、自作より「検索で探す」方に、時間を割きます。