・株式入門4:株式を購入する者の分析

株式入門の4では、株式を購入する者、つまり株式投資家は株価をどういう観点から分析すべきなのかを考えます。株価とは企業(事業)を所有するための購入価格です。

CHAPTER 4
株式分析

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マーケットの魔術師シリーズ
 バリュー投資の元祖グレアム。

われわれは株式投資家であって企業とその事業の一部を所有するために証券市場から、株式を買うものとする。

単に、取引の理由が株価の上下だけであるならば、彼は株式の流通者であって、投資家ではない。


「株式投資をしていますか?」

投資家と株式投資家の違いがわかりますか?基本的に違いはありません。両者は投資先の事業の一部を所有するためにお金を出します。

ただ、投資家はその所有の方法が多く(例えば未公開企業の株式を購入する、出資する。)、株式投資家は、主に上場企業の株式を、株式市場から購入することだといえます。方法はどうであれ、企業の事業の一部を所有するということにはかわりがありません。

われわれは株式投資家です。事業を所有するには株式市場から株式を購入する手段しか持ち合わせていません。

株式市場では毎日、企業の値付けが行われています。

しかし・・・株式投資家も投資家もやることは同じですね。

そこで、われわれが買おうとする企業が仮に上場していなかったとすればどうすればよいでしょうか?


株価は、ないのです。

自分でその企業の価格を決めるしかありません。

この株価がないものとして考える方法は、熱くなったアタマを冷却する手段として非常に有用です。

借金がたくさんあって、業績も悪く、赤字である会社があります。その企業を買いますか?買いませんね。

借金があればその利子の支払がありますから、その分利益は減少します。なおかつ、赤字であれば資本の部は縮小していきます。

資本の部が縮小するということは資本の部の分割である株式も小さくなる、すなわち1分割あたり(1株あたり)の値も下がってしまいますね。


さて、上場している場合に戻りましょう。

ここでは借金がたくさんあって、業績も悪く、赤字である会社の株式が毎日取引されています。もちろん1分割あたり(1株あたり)の価格、つまり株価は安いでしょう。・・・だからといってわれわれは買うのでしょうか?

われわれは企業の株式を所有することで
事業の一部を所有する事が目標です。よい事業が利益を生みだすのです。

その利益が資本の部を大きくし、われわれの持つ株式の価格を上げるのです。いろんな要因で、株価とは上下しますが、利益の拡大に基づく株価上昇が極めて、通常の株価上昇といえるでしょう。

逆に、損失が出て下がるのも、妥当な株価の下落です。

われわれは事業を分析します。その事業が利益を上げるかどうかを分析します。そのために財務諸表、バランスシートを分析するのです。

株式投資家の財務分析とは(財務諸表を読むこと)その会社の事業が利益を産むかどうかを判断するためにバランスシートをみます。




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