・株式入門1:証券会社から買うもの

株式入門の1では、証券会社から買う株式が企業の資本の部分であることを、簿記の表現を以って明らかにします。もともとは、現金だったものに株価が付いているのです。

CHAPTER 1
何を買いますか?

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毎日、新聞やテレビで見ることの多い株価。株価欄や株価ボードで見ることが多いあの数字・・・アレは一体なんでしょうか?はじめに、あなたが2人の友人たちとピザを注文したとしましょう。

ピザです。人数はあなたを含め3人ですから3等分しなければなりませんね。しかし、ピザの一部を仏壇にお供えしなければいけません。

ピザの一部をお供えしました。ようやくこれでピザを切り分ける事ができますね。ピザを4等分することになりました。

これでようやく食べれますね。しかし、。問題発生です。ピザ代を払った割合で分配しないと不公平というわけです。ピザ代の内訳はくらげさんが半分、残りを、あなたと、きくらげさんが同じ額を、支払いました。

支払ったピザ代に応じて分配してみました。さて・・・あなたの手にあるピザ、それこそが証券市場から購入した株式なんです。

われわれが買う株式は、企業のバランスシートの「資本の部」の1部です。

資産

負債

 

資本

 
 
 
 

バランスシートです。

資産はピザ全体、負債はお供え分、残りの資本の部分が、あなた、くらげさん、きくらげさんが食べる部分の合計、と考えてくれればわかりやすいと思います。発行済み株式総数という言葉をご存知ですか?これは資本の部をいくつ分割しているか?ということです。その数が100ならば資本の部を100等分します。ピザでいうなら「ピザの切り方」ですね。

分配は当然ですね。たくさん払った=たくさん買った人が多くの部分を所有するのはあたりまえですから。

ピザと株式の違いは、ピザは食べると終わりですが、株式は(つまりあなたが持っている株式という名のピザは)その大きさが増減するということです。

それでは、なぜ株式が大きくなったり小さくなったりするのでしょうか?

ここから多少の簿記の知識を知っておいてください。以下の記述はふ〜んとだけ流しておいてください。簿記の知識がないとわからないのは当然ですので。ここで書くのは簿記的表現に慣れておいて欲しいからです。

質問:  現金100円は簿記でいうと、なんでしょうか?

答え:  なんともいえません。

簿記的にいうと現金100円は

「 現金100 / 借金100 」または、「 現金100 / お小遣100 」としか表現の仕様がないからです。

100という数字を、2つの面から表現するのが、簿記的表現なんですね。

ちなみにお給料を簿記的に表現してみましょう。手取りで100万円の月給を現金でいただきました。

現金      1,000,000   /給料1,500,000
社会保険料  200,000
税金      300,000

ってな感じですね。

手取りは100万円でも、もらっている給料は150万、というところが簿記的なんですね。簿記はすべてのお金の流れを借方/貸方で表現します。だから・・・チョコを買ったとしたら

チョコ  100/現金105
消費税   5

となります。

この簿記の表現が、わからなければ是非これを機に簿記の3級の勉強を始める事をお奨めします。1週間でできますので、今後の長い投資人生を実り豊かにするなら、1週間はがんばって勉強してみましょう。

利益と資本

さて、株式の話に戻りましょう。企業に1年の活動が終わり、次のような簿記的表現がでてきました。

費用合計100/収益合計300

この差額分200が利益として、資本の部に組み込まれます。

わからなければ、利益は資本の部を増やす、とだけ頭の片隅にでも置いてみてください。逆に利益が出ずに赤字(損失)ならば、資本の部が減少します。

さて、あなたの手にしているピザは資本の部の一部でしたよね。企業の業績がよく資本の部が大きくなれば、それだけあなたのピザも大きくなりますね。逆に赤字ならば、資本の部が小さくなり、あなたのピザは小さくなります。

原則的に、黒字ならば株価は上がります、赤字なら株価は下がります。それはピザの大きさが変わるからに他ならないからです。




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