ホリエモンの有料メルマガは、『誰か』のネタ元だったりして

有料メルマガは、ホリエモンから発せられる時事・世相、IT業界やビジネスのトレンドなどの最新情報が、重要なのではない。

もし、ホリエモン発の最新情報が重要ならば、彼が刑務所に入った時点で、有料メルマガの購買数は大幅に減る。

最新情報が、「ホリエモン」の中に入ってこなくなるからである。

しかし、メルマガの契約数は、減るどころか増えてもいる。

ということは、彼のメルマガの需要は、もろもろの「情報」ではなくて、もっと他の何かを求めての「それ」となる。

ホリエモンに何を求めるのか

「ホリエモン」という人間に対して、賛否両論は多い。

よくやるな、と言う声も大きい。彼の「ラストヌード」など、「役になりきってるなあ」と、個人的に思った。

彼が収監前に「ヌード」を披露して、少しでも自身「ホリエモン」キャラの延命を図るのは、合理的な営業である。

ただ、そこまでやるか、嫌らしい・卑しいと言う声もある。

が、企業間接待のえげつなさ、卑しさを知る者なら、わたし自身は『なんでもない』レベルである。

(もっとキタネエやつ、キタネエことは、あるだろうがよ)という声が、彼の人気を支えているように思われる。

ホリエモンは、現在の人々の何かを「体現」していて、世のどこかに「共鳴」「共振」するものがある。だから、彼はまだ
「いる」のである。

訴えかけるものが彼に全くないのなら、ライブドア追放後、とっくの昔に人口から消え去っていただろう。

しかし、「何か」が残っているから、彼にはまだ、社会の中に「席」があるのである。そして、これからも「ある」だろう。

ホリエモンの有料メルマガを自分ならどう使うか

仮定の話である。

もし自分が、彼の有料メルマガを購買したら何をするだろうか。

少なくとも、「支払った額」の「もと」を取ろうとするだろう。

つまり、彼のメルマガの内容の全部なり1部を、いじるなり、インスパイアされるなりして、「自作」の作品として、ブログにアップする。

ネタがニュースなどの時事問題なので、SEOさえきっちりすれば、アクセスは呼び込めるだろうから、彼のメルマガの月額く

らいは、確実にアドセンス収入でペイできる。これで元は取れた。

次に、何をするか。

当然、それを「自分の商売」に関連付けていく。

一番相性がいいのは、「個人ブランディング」に使う。個人のブランド化である。

「もと」が、特定の人たちを、一時的ではあるが、世間の人たちを大いに引き付けた「ホリエモン製」である。

多少そのパワーは落ちるであろうが、上手に使えば、人たちを「引き付ける」のに如くはない。

ホリエモン的な意見なり切り口をした、個人ブログや社長ブログ、店長ブログを展開すれば、多少は、人を呼び寄せられる。

つまり、彼のメルマガを上手に使えば、少なくとも「もと」は取れて、自身の「宣伝」にも使える。

アクセスが増えれば、コンサルティングやセミナーといった自身のブランドをもとにした「商売」にもつながるわけで、考えれば、彼のメルマガは、「悪くない営業費用」なのである。

ある人たちにとっては、下手の新聞・雑誌よりも、「有意な出費」であり、「有意の収入」を呼ぶものである。

また、ブランディング展開の素材・材料を考えなくていいから、実にラクだし、それら探さなくていいから実に利便である。全く悪くない。お得ですら、ある。

加えて、ホリエモンの有料メルマガは、「パクリ問題」のハードルも、低い。

基本、パクリがばれにくい

ホリエモン的インスパイア情報・投稿・ブログ記事は、パクリがばれにくい。

というのも、有料メルマガの内容を知るものは少ないからである。

なぜなら、非公開なので、知る人数は限定される。

事情は、誰かの公開ブログをぱくるわけではない、のである。

アナウンサーや新聞記者が、有名ブロガーの記事を丸々ぱくって一騒動あったのを、憶えているは多々いるだろう。

しかし、彼のメルマガからインスパイアされて、似たようなものを「自作」としても、早々にばれることもない。

もっというと、丸々ぱくっても、早々にばれない。

なぜなら、ぱくった「それ」が、「メイド イン ホリエモン」であることを確かめられる人・絶対数が、実に少ないからだ。少なくとも、現在の登録数しかいない。

わざわざ、検索をかけて「horiemon merumaga download」などと検索をかける人も、穢らわしくて、いないだろう。

もっといえば、「ホリエモンのメルマガ=優良なネタの源泉」と考えるような、費用対効果の意識を持った頭のいい人なら、彼のメルマガの内容の本質を保ったたまま、いくらでも「自身の文体」で書き換えることができる。

内容を盗まなくても、ホリエモン独自のニュース観なり時事問題センス、目の付け所を盗むだけでも、「書く対象」がわかる、人が集まる何かを知ることができる。

書くべきこと・述べるべきことを選ばずに済むのは、実にラクだ。

また、自分の記事なり投稿の一部に、展開部に、つまり、反対意見として、ホリエモンのメルマガを引っ張り出すこともできる。

「拝金主義者のやつらは、コレコレコウコウ言っているが、よくそんな事いえるね」ってな使い方もできる。

彼と反対のことを言えばいいんだし、相応のものがラクに出来上がる。

こんな風に、月額1000円未満で、即、記事作りの、安全なネタが手に入るわけである。

もちろん、彼のメルマガをブログ記事のネタだけにするだけじゃなく、「話の種」にも十分になる。

ホリエモンの有料セミナーに殺到した人の数を思えば、彼的な「話法」の需要の大きさはわかる。

飲み会やセミナーで、講演会で、クラブで、接待時に、「ホリエモン的話の種と話法」は、十分に役に立ってくるだろう。

特異な自分を、十全に表現できるであろう。

以上が、ホリエモンの有料メルマガの人気の背景かと思われる。

個性の売買

要するに、人は、ホリエモンという「キャラクター」と、ホリエモンという「フィルター」を仕入れているのである。

仕入れて、「自分」の足しにしているのであろう。個性は、売買できるのである。

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