moats(堀)というバフェットの投資基準

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

moats(堀)というバフェットの投資基準について述べる。

2007年のBERKSHIRE HATHAWAY INC.のSHAREHOLDER LETTERSには、バフェットの投資基準に言及している。

タイトルにあるように、それは「moats(堀)」である。

原文でも言っているように、それは一種の暗喩であって、要は「卓越した競争力がある」ことを意味する。

卓越した競争力とは、ライバル会社(competitors)が生き残れないほどの『強さ』であるといっている。

バフェットのいう「ブランド」と同じ意味合いであろう。

日本語でブランドとは、何か「いい」くらいの意味合いで使われているが、バフェット的に言うなら、「他の物なりサービスが提供されなくなるくらいのレベル」ということである。

だから、かばんや靴やスーツや時計等々の『ブランド』というのは、バフェット的には『ブランド』ではない。

他の競合企業がいなくなる力、または、新規参入に尻込みされるくらいの力が、バフェットの言う『ブランド』だからである。

そして、こうも付け加えている。

『年々、その堀を深くしているか?』と。

堀が深くなればなるほど、他企業なり新規参入組は、「攻め難くなる」わけで、ブランドに安穏としていないかどうか、きっちり調査を入れている。

ま、そんなわけで、持ち株の企業がちゃんと「moats(堀)」を持っていて、そして、その「moats(堀)」を深め、広げていっているか、確かめよと言うことである。

以下原文。

“I should emphasize that we do not measure the progress of our investments by what their market
prices do during any given year. Rather, we evaluate their performance by the two methods we apply to the
businesses we own. The first test is improvement in earnings, with our making due allowance for industry
conditions. The second test, more subjective, is whether their “moats” – a metaphor for the superiorities they possess that make life difficult for their competitors – have widened during the year. All of the “big four” scored positively on that test.”