台所にゴキブリが一匹しかないことなどほぼありません。―企業の利益予想

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

企業の「予想」に対する、バフェットのスタンス。

「経営者が目に見える部分で恥ずべきことを行っているのなら、陰で似たようなやり方をしている可能性が高いのです。」

この一説の続きに、タイトルの「台所にゴキブリが一匹しかないことなどほぼありません。」が来る。

返す返す、バフェットは、自分の理解の範囲の及ぶ事業と、信頼の置ける経営者とに投資するように述べている。

本当は費用であるのに、あたかも「費用でないかのように述べたり」、常に「予想通りの利益や売上」を達成している企業や経営者には、いっそうの注意を払うべきとバフェットは述べる。

バフェット自身、そして、彼のパートナーであるマンガーも、自身の会社の利益がどうなるか、分からないと述べている。

それは、来る4半期でさえ「わからない」と述べ、常に利益が予想できる経営者を「まったく信じられない」と断定している。

そして、このようにバフェットはしめくくる。

「数字を作る」ことを常に約束している経営者は、ある時点で数字を捏造したいとの誘惑に駆られるのでしょう。”と。

本当になぜこんなに「予想利益」が大事なのか、よくわからない。予想通りに行かなくて退陣した経営陣・経営幹部を、過分ながら知らない。

別段、責任が問われないなら、いっそのこと言わなきゃいいのにと思う。

バフェット「株主への手紙‐第3版」の「2第1章のコーポーレートガバナンスより。