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さて、出来上がった貸借対照表はどんな形になったでしょうか?出来上がったら、一度じっと見てみましょう。最初に自分の財産を把握しないと、資産管理なんてできっこありません。おおまかと言っても、ローン明細を集めたりするのも結構、大変だったように思います。 かつては自分の財産がいくらくらいなのか、調べる事は途方もない手間がかかりましたね。しかし、ここはインターネットです。
いざ、自分の財産がいくらか、借金がいくらか?と聞かれると、そう答えられないものです。自分の健康状態がわからないのに、手当てなんかできっこありません。きちんとした資産管理があってこそ、資産運用の話が出てくるのです。 こういうと堅く感じますが、大切なのはお金というのは目を離すと逃げてしまうという点です。毎日見ろとはいいませんが、月に1度くらいは自分の財政状態を確認するのもいいかと思います。 意外に「お金」はどっかへ消えているものなのですよ^^;『アレッ?!なんでこんだけしか残高ないんやろぅ?!』ってな感じ。それを防止していくためにも。 較べてみて、形がよく似ていれば脆弱な「からだ」という事になります。もし、今後大きな病気(経済的な変化)に見舞われたならば、(失業etc)ぶっ倒れてしまうかもしれません。そうならないためのカルテです。 自分のカルテを把握しておけば、これからの出費に対して自分に適切な対応が取れるでしょう。出費が、自分の身の丈にあったものになるのです。 ローンが払えるから、という理由で大きな買い物は危険です。 例えば100万円の時計を買った人がいるとします。
買う前はこういう状態です。
買った後はこうなりますか? なりませんね。
こうなります。 資産の部に計上されたその時計は、誰の物なんでしょう?負債/資産は、前が80%でした。資本/資産は、前が20%でした。買った後は、それぞれ、約85%、約15%になってしまいました。あなたの持つ財産は、明らかに減っています。誰かの物になりました。 その商品自体の点から言えば、ローンで購入するということは、完全にあなたのものではないのです。ほとんどは、ローン会社のものです。先ほど負債を他人資本、資本を自己資本といいました。 この資本を財産と言い換えてみましょう。負債は他人財産、資本は自己財産(自分財産)といえますね。モノは買った時から価値がなくなっていきます。資産の部に計上されたモノは、よっぽどのモノでない限り、値上がりしません。負債の部に計上されたローン等は、払わなければ雪だるま式に増えていきます。(複利計算、利子は元本に充当)当然ですが、返済しなければ増える事はあれど、なくなることはありません。借金はローンが払えなくなると大変、ではありません。ローンがある結果、自分の財産がなくなっていく可能性が大きくなる事が、最も大変なのです。 何かのきっかけで収入の道が途絶えたらどうしますか?利子だけ払う事もできます。しかし、元本は減りません。負債の額が、貸借対照表の占める割合が大きくなればなるほど、その危ない状態に陥る可能性は大きくなります。 わかりきった事ですが、利子だけ払う事は、上の資本が減少した貸借対照表を維持しているだけで、なんの解決にもなっていません。 元本を減らすこと、減らせられるか、が重要なのです。 逆に、すべての収入を借金の返済に当てても、元本が減らなくなった時、それが破産です。 「よく考えて大きな買い物をする。」、とは自分の財産の状況を頭において考えるということではないでしょうか? あなたの財産は誰の物なんでしょう? ちなみに土地や建物は、一部、国家のものです。 |
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