健康保険はどの保険者?-政府?組合?

医療保険に入るときに必要なことは、まず、自分の入っている健康保険が、どの保険者なのかを調べることである。

保険者によって給付や保障がけっこう差があるので、保険料の支払いを減らせられるかもしれないからだ。

たとえば、政府管掌の健康保険の高額療養費は、所得別に3万・9万・20万である。

どれほど医療費がかさんでも、1ヶ月あたり、上記の金額以上が請求されることはない。

ところで、健康保険には、政府以外の保険者(=運営者)もいるのである。

組合管掌の健康保険がそれである。業界運営の健康保険である。

たとえば、鉄道の健康保険であったり、金属加工の健康保険であったり、出版業の健康保険であったりする。

組合の健康保険は、政府管掌の健康保険よりも、『有利』なときがあるのである。

たとえば、先の高額療養費である。

製薬会社に勤めている姪は、高額療養費は「7万」である。どんなに医療費がかさんでも、政府管掌とは違って月7万円以上は払わなくていい。

一般的な数字の「政府管掌の9万」より、2割以上、お得なわけだ。

それはつまり、「医療費用の貯蓄」をする際に、総貯蓄額の減少を意味する。

それ以外にもたとえば、傷病手当金に割り増しや期間延長があったりするなど、組合の健康保険には、政府管掌の健康保険以上に手厚い給付がある場合が多い。

だから、医療保険に入る際は、自分の入っている健康保険を調べて、どのような給付や保障があるのかは、知っておいて損はない。

その「有利」なものの数ほど、支払い保険料を減らすことができる。

年に1~2回、組合のお知らせみたいなパンフレットが届けられるだろうから、熟読せよとは言わないが、保険加入の際の「一級資料」として、置いておくべきだろう。

組合管掌の健康保険に入っている人は、総務に健康保険について、問い合わせてみるのもよい。

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