株式投資も一種の情報戦であることは、皆さんご存知ではないかと思います。その日の株価といった即時の情報から、年次報告書、アニュアルレポート、貸借対照表や損益計算書といった財務諸表まで、すべては情報という形で収斂します。
そうなると、情報のソースの重要性が問題となってきています。
はっきりいえば、どのようなソースも信用できないといえます。公認会計士がついて監査証明した書類であっても、嘘だったということを何度、わたしたちは見てきたでしょうか?
つまり、一般的に情報と名の付くものは「信用ができないもの」と思っているほうが無難です。
私たちの情報源の多くは、テレビや新聞や雑誌、といったメディアに頼っています。本書は、そのメディアの構成(すとらくちゃー)に注目して、時間と資源の有限性から、どうしても情報の誤謬とズレが生じてしまうことを、わかりやすい文章で教えてくれます。
情報の生産工場である「メディア」の工場探検という表現がピッタリすると思いました。
本書はアメリカのメディアの問題点を鋭く突いていますが、もちろん日本の記者クラブも俎上に挙げています。記者クラブの問題と日本での世界での認知度の低さの関連性が納得できるでしょう。
わたしたの身の周りにある情報がいかに生産された商品であるかということ(特に株式投資にあたってはそれが顕著であること)大切な情報を集めるには、投資に値する情報を集めるにはどうしたらいいか、多くにヒントがここにあると思います。
株式投資以前に、教養として読んでもいいでしょうね。新聞って様れまでに何でこんなにツマランのよろう、テレビって何でおんなじなモンしかないのやろうぅと素朴な疑問をお持ちの方やこ持っていた方、長年の疑問が氷解しますよ。
→ テレビ―「やらせ」と「情報操作」
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