内側から見た富士通「成果主義」の崩壊

経営における人の難しさを成果主義を通して描いています。成果主義の適用がどのように組織を腐らせていくのかがリアルに書きこまれています。バフェットがなぜ、オーナーさんを経営者にしたがるのかよくわかりますね。

内側から見た富士通「成果主義」の崩壊

・城 繁幸 (著):光文社

価格: ¥1000 (税込)

久しぶりに読んだ、ホラー小説。

びびったというのが正味な感想。とにかく、人事制度が変わり恐ろしいスピードで組織が変わっていく姿は、恐ろしいの一言。

まあ、こんな馬鹿げた組織的間違いが生じるのかしら?!という思いでいっぱいでした。

秦の始皇帝の死後に権力を握った超高という、極悪人をごぞんじでしょうか?

国外では内乱や反乱が勃発しているのに、その情報を手元に握りつぶし、皇帝の耳に入れさせず、ほとんど、国家の浮沈に関わるレベルの問題にそれらしき手を打たなかったすごい人です。

富士通の成果主義人事を推進した人事部の内部を見て、現代の超高だと真っ先に思いました。

後半の人事部の姿と管理職の姿は、醜悪の一言でした。「成果主義」「目標管理」というのが、ここまで組織をだめにするとは・・・最初にも書きましたが、ジャンルは経済・ビジネスですが、真のジャンルはホラーです。

背筋に冷たいものを感じました。



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