銃口ではなく、ペン先で多くのお金を盗んできたわけです。

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

ウソの会計報告や微妙な会計報告で発生した投資家の損失の方が、銃による強盗より被害は大きい。注意すべきはそちらである。

『銃口ではなく、ペン先で多くのお金を盗んできたわけです。』

ペンは剣よりも強しというが、そうであるなら、銃を持った強盗以上に、「ペン」を持ったれた会計士や経営者の方が、より多くのお金を強盗できる、ということになる。

会計報告についてのバフェットが述べたことであるが、言い得て妙で、ニヤニヤしてしまう。

その通りで、3億円の強盗が、ずっと犯罪史上語られるのに、ウソの会計報告や微妙でグレーな会計報告で発生した投資家の損失については、3億では「ニュース」にもならないのである。

そして、本文中では、「予想利益」について批判している。

経営者が「予想利益」を語ることで、企業の先行きを楽観視させたり、さらに大きな問題として、「予想」に近づけるための会計操作(会計的お遊び)が蔓延することに、注意を喚起している。

個人的にも、なぜ企業の予想利益がそんなに重要なのか、よくわからない。

確定した「利益」はよくわかるが、なんで「予想」なのだろうか?

「ペン」を持つ職業の人のネタにしかなっていないような気がする。

バフェット「株主への手紙‐第3版」の「2000年」より。