Berkshire HathawayがGMを買っている

バークシャー・ハザウェイ社は、GMの株を買い増していっているとのことだ。

関係筋によると、今年の2月から、847万ドル、@$24.35でGM株を買い増しているとのこと。

バークシャー自体は、現在のところ購入継続中なので、例の如く非公表である。

バークシャーのGMの買い増しに、ちょっとばかり驚きもしたが、そうかもナアと思う点もある。

バフェットはこれまで、コモデティ(汎用品)の取り扱う企業を避けてきた。

というのも、競争が激しいし、差異化を付け難いし、一度行き渡ってしまうと一気に売上が鈍るからである。

バフェットは主に、強烈なブランドや競争力、市場占有率を誇っている企業しか買っていなかった。

しかし、今回は、典型的なコモデティ企業の自動車メーカーGMを買っているのである。

バークシャーは、中国の自動車メーカーを有していたが、その「系統」かなと思っている。

リーマンショック以降、GMは経営危機に陥ったが、現在ではかなり回復している。

ということは、「リーマンショック」並みの危機があってもGMは生き残る力があるというわけである。

また、アメリカにおいて自動車とは「消耗品」であり、そして、毎回GMを買い続ける客、買い換える客の多さも、バークシャー・ハザウェイ社として「買う」理由になるのであろう。

つまり、常にGMの自動車は「消費され続ける」というわけで、そのブランドが投資的な価値と、そして、現在の株式の購入価格が引き合うと考えたのであろう。

今回のGMの件が、バフェットの意向による購入なのかどうかは、わからない。というか、公式なアナウンスがない。

次期取締役になる人たちの「投資」とも見られている。バフェットは、あまり食指を動かす企業ではないからだ。

ちなみに先の中国の自動車メーカーの購入も、バフェット自身ではなくて、友人で副社長であったチャーリー・マンガーの判断であった。

GMの買い増しは、バフェット以降のバークシャー・ハザウェイ社の投資方針の現われなのかな、と考えている。