・銘柄調査のための最適ツール:応用編

銘柄調査の最適な組合わせは、バフェットの銘柄選択術とピーターリンチの株で勝つです。この2冊は応用していくとどんどん、広がります。先人のノウハウを大いに参考にすべし。

CHAPTER 1
バフェットの銘柄選択術

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バフェットの銘柄選択術
 第23章:3つのケーススタディ

銘柄調査のための最適ツールその2では、「バフェットの銘柄選択術」と「ピーターリンチの株で勝つ」、この2冊の利点を紹介したいと思います。

なお、この2冊については、銘柄探しに役に立つというより、銘柄を精査するとき力を発揮するものと考えています。

なお、前提として憶えておいて欲しいのは「人は必ず間違う」ということです。バフェットも銀に手を出してみたのですが、そう面白い成績を残したわけでもなく、また、バークシャー・ハザウェイ社への投資も最初はダメだったわけですから、間違いは多々あるのです。

間違いを犯さない事を主題に、わたしはこれら2冊の「株式精査リスト」を使用しています。痛い目に遭わない様にするために。基本的に、株式投資は損をすることのほうが多いですから。

バフェットの銘柄選択術−第23章:3つのケーススタディ

バフェットの銘柄選択術で利用しているリストは、最終章の23章の企業分析・株価分析のワークシートです。

企業分析+株価分析で計13個の調査条項があります。

なぜこの13個の分析をするのかというと、この13個の分析のための基本データ・資料をそろえるだけでも、企業がいいか悪いか判別する過程に入っているからです。

株価分析になると、各指標の過去10年にわたるデータが必要ですから、分割やら増資、自社株買いで数字がころころ変わり、それをそろえて期間比較性を確保するだけでも骨が折れますね。

その過程でバンバン増資して分割して、ストックオプションは付与して、調整後1株あたりの利益が減ってる等のツマラナイ事実を掴めば、その時点で調査対象Cランクくらいにできるのです。

次、行ってみよう〜♪みたいな。

バフェット流の真髄は、非凡な企業に投資することなのですが、逆にいえば、馬鹿な企業には投資しないということです。・・・資料をそろえるだけでも、結構メンドクサイのでウンコ企業に手間はかけれませんよ。

初期調査でダメポ、と思ったらそれまでです。手間をかけれる企業には、そうそうお目見えできません。だから、そうそう投資に値する企業なんて見つからないのです。よっぽど安く扱われているならバリュー拾いですけど^^

個人的に大きかったのは、主観的な『この企業は優良だ!!!』なる思い込みを数字で阻止する事ができるようになったことです。

かつて、優良と思っていた企業が、バフェットのワークシートと照合すると投資的にあまりよろしくない企業であったことが結構ありました。その逆もまた然りですが。

企業観を磨くという面でも、有効に働くかと思われます。いいなぁとおもう企業でも機械的に捨てねばならないこともあるのです。

くらげ感想文にても紹介しています。〔別窓で開きます。〕
バフェットの銘柄選択術

CHAPTER 2
ピーター・リンチ

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ピーター・リンチの株で勝つ
 第15章:最終チェックリスト

ピーターリンチの株で勝つ−第15章:最終チェックリスト

なぜこのチェックリストなのかというと、全くわたしの失敗体験には、この調査条項に従って投資判断を下しさえすれば、阻止できた損切り投資が多数あったためです。

馬鹿らしいのですが、わたしの損切り経験のひとつ。このチェックリストのうち「PERは当の会社からすれば高いか低いか?」でひっかかっていたのです。

ピーターリンチの株で勝つをお持ちの方は読んでみてください。15章の株式全般−1番最初の条項です。もうね・・・基本事項でしたね・・・早く読んでおけばと思ったものですよ。

その当時は平気やったんです・・・PER39倍でも・・・。アホやったなぁ・・・オレ。その株を買う前に、愚直にこのチェックリストに従ってさえいれば・・・。後の祭りなのですが。

株式投資の初心者だけでなく、キャリアのある方でも、このチェックリストには愚直に従っても有用かと思います。プロのドライバーがより安全運転を心がけるように、株式投資の経験を積んでも守るべきルールはあると思います。バフェットのルールは「損をしない」ことですが^^;

意外にキャリア組みのほうが素人でもしないような間違いを犯している事が多々あります。

この最終チェックリストは2部に分かれており、前半は株式のカテゴリごとの注意リストがあげられています。急成長株はこういう点、低成長株はこのような点を注意すべし、とあげられてるので、まず、自分が購入せんとする企業がどのような位置にあるかの把握の練習にもなるでしょう。

後半は「調べたかいリスト」というか「こういう見落としはないかいリスト」ですね。できるだけ、これらのリストはチェックしたほうが結果的にいい感じになります。最初はピンと_なくても、大体において、解って来るようになります。

見直してみて、ちょっと、この事を見てみようかな、と思うこともしばしばです。

くらげ感想文にても紹介しています。〔別窓で開きます。〕
ピーターリンチの株で勝つの感想

まとめ

賢人達もおそらくはこのチェックリスト、ワークシートに従って投資をしてきたでしょう。また、これらの株価分析の条項は、彼らの投資の反省等を踏まえて出来上がった、純度の高い経験項だとも考えられます。

経験に裏づけされていない理論など、こと、投資に到っては大怪我の元ですから。

これまでの自分の株式投資を振り返ってみて、失敗したなぁと思うものを年頭に読んでいくと、必ず、これらの株式精査リストの条項に引っかかっている事に気づくのではないでしょうか?

この2冊のチェックリストを潜り抜けた企業への投資であれば、失敗の可能性は低く押さえれるでしょう。必ずや成功できるとはいえませんが、馬鹿げた株式投資を阻止できるようになるのは間違いないでしょう。

わたしにとっては、このチェックリストは感情を押さえるための安全弁です。



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