・銘柄調査のための最適ツール:基本編

『ウォール街で勝つ法則』と『会社四季報CD−ROM』が、わたしの銘柄探しを飛躍させた最強カップルです。見たことのないデータに出会えるはずです。合理的な株式投資のために。

CHAPTER 1
ウォール街で勝つ法則

初心者投資のホームに戻る
書籍代を拾って本代節約

ウォール街で勝つ法則
 くらげ感想文にて紹介中

「ウォール街で勝つ法則」は、PERやROEといった代表的な指標に基づいた株式投資の45年分のデータがあります。このデータ群の面白い事といったら。お金に関する事でこれほど興奮するとは思いませんでした。。

バフェット等の書籍は、いわば投資理論書なのです。決算書・財務諸表・PERなどの株式指標の意味・・・それらの書籍で理論はしっかり解ってくるのです。ですが、それを現実の株式投資にどう落とし込めばいいのか、というのが最大の問題だったのです。

ROE10%以上の企業に絞るとかでもいいのですか、もう少しいろいろな投資物件捜索のの『角度』を求めていたときに出会ったのが、この「ウォール街で勝つ法則」です。

当書籍で紹介されているいくつかの投資指標にもとずいた45年分のデータは、眼からウロコが落ちましたね。ほんと。

これは憶えていてもいいのですが、45年のデータによると、市場平均に負ける株式投資というのは「高PER」、「高PSR」、「高PER&高PSR」ぐらいなのです。

ほとんどは、そのやり方を45年間、下げ相場だろうがなんだろうが、同じように続けてさえいれば、勝っているのです。この結果にはびっくらしました。

その他、どれくらい価格の変動(ボラティリティ)があるかのデータ解析の結果もありますから、心持下げ相場の耐性もつきます。よくあることだ、みたいな感じで。よくあることだと、知っていることが重要なのです。

このボラティリティが大きいと、人間は恐怖に駆られ、持ち株を処分する、その結果、最終的には損はしないのに自分から損失を確定してしまう、故に株価の変動が激しいと「危険」なのだ、とも書かれています。投資における人間の心の問題を、データを見せ付けられて説明されれば頷くしかありませんでした。

銘柄実務の面で非常に示唆のあった書籍です。値段分の働きのする、珍しい書籍であります。

CHAPTER 2
会社四季報CD−ROM

初心者投資のホームに戻る
書籍代を拾って本代節約

会社四季報CD−ROM
 東洋経済新報社 5,880円 (税込)

実際の銘柄選択にあたっては、指標の組み合わせと会社四季報のCD−ROMのスクリーニング機能で効率よく、多くの企業郡の中から自分の求める企業を探し出せるでしょう。

インターネットでも銘柄検索はできますが、なんだかんだ、四季報の方が早いです。最初は、インターネットをメインにしていましたが、昨今ではネットでは予備調査くらいになっています。

インターネットはタダなんですけど、つかいずらい、自分の欲しいデータに辿り着くのがメンドクサイ手間がかかるのでもっぱら四季報のスクリーニングで検索をかけています。

基本的に会社四季報CD−ROMは5,000円位しますが、買って即インストールして、オークションで売ればいくらかコストは回収できるので、会社四季報は普通の本を買うよりCD−ROMのほうが得でしょう。

ここで紹介している「ウォール街で勝つ法則」のまとめで、うまくいった指標投資の解析結果がでているのですが、その結果に影響され、PER10倍以下でPBR1倍以下の企業を探してみよう、ということが会社四季報CD−ROMがあれば、簡単にできるのです。

どのような指標を組み合わせようか、そのヒントが「ウォール街で勝つ法則」であり、組み合わせた指標で実際に検索するツールが「会社四季報CD−ROM」なのです。

最後に

世の中にはいろいろな無料の証券セミナーが開催されています。砂を噛むような無料証券セミナーより、適正なコストを払うことをオススメします。あなたの時給はそれほど安くないはずです。わたしはまだ、時給換算650円ですが、それでもこちらを選びます。もうあんな空しくて空虚な時間は過ごしたくありません。

アメリカの証券市場と日本とのそれの違いはあるでしょうが、それをさっぴいても非常に役立つ投資の指針が得られるはずです。この書籍から得たものも大きかった。

よく雑誌で、素人はインデックスファンドに投資したらいいよ、といわれます。バフェットのパートナー、チャールズ・マンガーも「自分が市場平均よりうまくやれないとおもうならインデックスファンドを買うのが良い。だが、市場より立派にやり遂げれるなら自分で銘柄を探索したほうがよい」なる意見をしています。

この、「ウォール街で勝つ法則」を読む限り、そう思います。それぞれの指標投資の実験結果のデータを見て、絶対に持ち株を売ってしまいそうな時期があるのです。

例えば、これまで株価1000円だったのが2〜3年間、若しくはそれ以上の期間、200円台を推移していたとします。この、200円の株価時代に殆どの人がナンダカンダ理由をつけて売ってしまうのです。

経営者が悪い、サービスが悪い、商品が悪くなったetc・・・。そんな株が数年後、3000円、1万円になるとは誰も想像できないでしょう。結局、何も考えず持ち続けてさえいれば、損どころか利益が出たような状況を示すデータがそこかしこにあるのです。

人間は、その時はベストな選択をしたと思っても、後から見ればそうそうにして「間違っている」事が多いことを発見できたのもこの書籍です。

インデックスファンドは、それ自体ほんとうにつまらないものなのですが、投資的に大変意味があるのだと思い一部の資金をシフトさせました。1万ドルが45年後には140万ドルかと思ったら、一口くらいは乗りたくもなります。

「ウォール街で勝つ法則」についてはくらげ感想文にても紹介しています。
ウォール街で勝つ法則(別窓で開きます)



当サイトはリンクフリーです。
リンクはご自由にどうぞ。

ご意見・ご感想は管理人までメールを

Copyright 2004, kurage (:]ミ , LLC