| PERなどの指標にもとずいた指標投資を、実際の証券市場45年分に当てはめてみてみようではないか、と高PER、低PER、高ROE、低ROE・・・、どんどん、指標投資の実験結果が続きます。 このような試みが延々と行なわれるのです。
これがまた、めちゃくちゃ目新しい発見を生むのです。
例えば、1951年に投資した1万ドルは1996年には172万ドルになります。複利ベースで約13%・・・いい退職年金となりそうですね。
ではこの指標投資はなんだとおもいます?それは単にS&P500に投資しただけなのです。インデックスファンドです。理性的な行為は何もせず単に銘柄を入れ替えるだけ・・・。それでも市場には勝て、いい老後の年金になってしまうのです。
この書籍で主張するのは、証券市場45年での実験で負けた指標投資というのはほとんどないのです。
(最悪な形での高PERなどは死にます。)
どんな指標投資でもほとんどの投資年利ベースで10%弱をたたき出しています。インフレを考慮してもマイナスにはならないはずなのです。では、なんでこんなに市場で負ける人が出て来るのだろう?と。
明確すぎる主張ですが、「一貫性をもとう」ということを激しく述べています。一貫性に執着しどんな形であれ同じ投資方法を続けたならば良いのだ、そうすれば負けはしないというのです。それを裏付けるデータがバンバン出てきて説得されまくります。
こんな風な形で、低PERに高PER、低PBR、高PBR、EPS、ROE・・・など11種の「株式指標の実験」と、それらを組み合わせた投資6種が紹介されています。
個人的にROE投資があんまり振るっていないのには、発見でした。なお、破滅したいなら高PER・高PBR銘柄に投資せよとのことです^^
結構、衝撃的な内容と事実が示されており、得るものは非常にでかい思います。問題があるとしたら値段なのですが、データベースなので仕方ない値段だと思います。目からウロコが落ちまくる1冊なので、ホクトノケンでラオウを倒したら買うのがいいかと。あと、記念配当が出たとかですね。
書籍本体の価格が2〜3千円だったらもう最高だった。
|