
チャーリー・マンガー(Charles
Munger)
1924年、1月1日にネブラスカ州オマハに生まれる。48年、ハーバード大学ロースクールを卒業、同年ロサンゼルスで弁護士業を開始。1959年、エドウィン・デービス・ジュニア医師夫妻の紹介で、後のパートナーとなるウォーレン・バフェットと知り合う。
62年、投資会社のホイーラー・マンガー社を設立。78年、バークシャーの副会長に就任。84年、ウェスコの会長兼社長に就任。
1993年、フォーブスの資産家400人番付けに登場。

バークシャー・ハザウェイといえばバフェットの代名詞なのですが、そのパートナーのマンガーもなかなか、どうしてたいしたおっさんです。上記の簡単な履歴には載せていませんが、ロサンゼルスでの土地開発、弁護士業といったビジネスから、妊娠中絶運動の反対派への支援といった社会活動、ハーバード大学の理事長に就任したりと、多岐にわたって活動している変なおっさんです。もう、爺さんですね。
このような変なおっさん(たとえばバフェットの家で投資の話し合いをして帰るときにその家人に何の挨拶もなく帰っていくなど、ちょいと変人^^;)のカックイイ語録をココで取り上げて行きたいと思います。

クソに干しブドウを混ぜてみても、クソはクソに変わりありません。
わたしがマンガーに対して決定的な評価を与えるきっかけとなった名文句です。これほど的確な物事の評価についての指導理論もないでしょう。
結局、ウンコはウンコ、クソはクソなのです。無駄なものは得てして無駄なものになるのです。パンドラの箱から最後に出たのは「希望」なのですが、災いのひとつと数えてもいいでしょう。
無駄なものに「希望」をするから判断が遅れるのです。つくずく、いい言葉だと思います。あと、すばらしいユーモアセンス。

バッファロー・イブニング・ニューズ社の将来に何が起きようとも、われわれの経済状態は、同社を購入しなかった場合よりもマイナスになろうことを、ほぼ100%確信しております。
バッファローイブニングニューズ社への投資は最初、大幅な赤字を出し続け、マンガーはこれはダメだと判断しました。ちなみにバッファローイブニングニューズ社の買収金額は3200万ドル。
このバッファローイブニングニューズ社が軌道に乗るまでに累積赤字は1200万ドルまで積みあがっていました。結局、ライバル社が倒産したので、バッファローイブニングニューズ社は独占的地位を獲得でき、利益をたたき出す投資になりました。
ちなみに、80年代後半には、年間の利益は4000万ドル。初期投下資本を毎年回収していることになります。そう、わたしたちは株式投資をするのですが、ある企業の株を買って毎年その買った額の配当が降りてくるようなものです。
この語句を掲載したのは、失敗もあるし見通しが外れることもあるってことですね。バフェットの銀投資が面白くなかったのと同様に。

大量の書物を読まずして、広い分野にまたがる、真に優れた投資家にはなれないでしょうね。どんな本であろうと、たったひとつだけ読んだだけで優れた投資家になれるはずはないのですから。
「投資参謀マンガー」を読んで、マンガーの読書の種類を知り、読む本が変わってきたことをココに告白します。マンガーは主にノンフィクション(科学、伝記、歴史書など)を読むとのこと。伝記は小学校以来読んでいないので、最近は図書館で読み漁っています。

実際的な思考についての実際的な思考とは?
(非公式の形での講演記録)
「実際的な思考についての実際的な思考とは?」は投資参謀マンガーの巻末にあるおまけですが、おまけとはいえない内容を誇っています。以下、一部だけはしょって紹介しますが、何か触れるものがあれば読んでみる事をお奨めします。
問題解決の役に立つ概念。
1 簡単に単純化する
2 数字で考える
3 逆に考える。
4 学際的に考える
マンガーの思考だからいいのだ、というわけではなく、おそらく諸兄諸氏がビジネス書やらビジネスセミナーやら何やらで聞いてきたことのあるものばかりではないでしょうか?
これらを組み合わせて実践すること、これがマンガーの言う問題解決の役に立つ概念のその5、「とても驚くべき効果というのはたいてい、さまざまな要因から組み合わさることから生じる。」に繋がるのでしょう。
もし、マンガーが勉強家でなければ、バフェットと会ったときもそれほど引き合いがなかったでしょう。「じんせい」もそんなもんなんでしょうね。
-結局のところ、どの職業も素人たちに対する陰謀なのさ バーナード・ショー
このマンガーの引用もえてして、的を得ていますな。

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