・バフェット投資の試論

「バフェット」の株式投資の方法とはいったいなんだろうと思って、まとめたものです。バフェットの行動を振り返ってみて、自分の株式投資に利用できて適合できるもの随筆風に。


CHAPTER 1
バフェットの考察 1

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マンガ:ウォーレンバフェット
バリュー系投資。初級者用の読み易い書籍。

バフェットの投資法については、名著「バフェットの銘柄選択術」があります。コモデティの企業を避けて、消費者を独占する優良な企業を買いましょう、というのが本質です。

それはそうなのですが、そうそう消費者を独占する企業なんて出てくるものではなく、そのため選択の誤りを行ってしまいます。

個人的ですが、「今、これが流行っている!」で脚光を浴びた企業ほど、つまらない成績で消えていくか、つまらない成績で終わります。

バフェットの投資で、最も重要なのは、数々言われるように「優秀で優良な企業」を買うということで、銘柄選択に当たってはこれに尽きるでしょう。

私が思うに、バフェットを知ることで、「優秀で優良」が、「人気がある」「マスコミで連日、報道されている」「ブランド」がある等々にすりかわって意識していることに気付きます。

例えば、多くの人がソニーやNTTドコモはブランドがあり、優良な企業だと思っています。しかし、バフェット的には優良ではありません。大幅に割り引かれない限り、バフェットは買わないでしょう。

なぜ、それらの企業が優良だと誤認されるかは、はっきりいえば、露出量に他なりません。

まずは、企業名にとらわれずその真価を図ること、バフェットから学んだことのひとつです。

CHAPTER 2
逆張り投資家

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バフェットは優れた「逆張り投資家」です。逆張りといっても、なんでも値が下がったものを買うやり方ではなく、シビアに値踏みされた逆張りです。

ビジネスは人なり 投資は価値なりに詳しいのですが、バフェットのコカ・コーラの購入は、よくもやったなぁと思えるものでした。

なにしろ、コカ・コーラはその当時、味を変え、経営者は会社を私有化し、多国籍企業として進出した各地で問題が起き(工場の爆発や製品の不良)、終わったと言われるほどの叩かれ振りでした。

そこで漫然と買った、というところが、すごいのぅと思う、逆張り投資家振りです。ま、コカ・コーラ買いについては、その親友マンガーの思考の深さを感じてしまいますので、バフェットだけの功績に決め付けるのはアレですが^^;

アメリカンエクスプレスも、逆張り買いの例でしょう。はっきりいって、このアメリカンエクスプレスは、「引き受けなくてもよい損失を、勝手に抱え込んで倒産の危機に陥る」状況で、バフェットは買いを入れました。

アメリカンエクスプレスの状況を簡単に言えば、「後輩の借金を肩代わりして、自己破産に陥りそうだ」といえます。法的に損失を被る理由がなく、この決断を行う経営者に株主から訴訟があったほどです。

まず、日本でも同じことをやればバッシングの嵐でしょう。

で、倒産するんでねーの、と言われて株価が下落したところで購入。事業の真価を問うて投資するすばらしく良い見本です。

なかなかできることではありませんね。

CHAPTER 3
アメリカを買う

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・コカ・コーラ

映画「ブッシュマン」でも出てきた企業です。

ベトナム戦争時、南の兵士がコーラを片手にスルメを食べていました。

「NO REASON」・・・日本でのコカ・コーラのキャッチです。

このようにコカ・コーラは、世界にその販路を広げ、ブランドを浸透させていっている多国籍企業です。

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・マクドナルド

日本では誰でも知っている、ハンバーガ屋でしょう。ソビエトが崩壊し、外資が参入したときにその代表と言われた企業です。

モスクワっ子が「並んで」ハンバーガを食べているニュースを見た人は多いのではないでしょうか?今では、中国の北京でのマクドナルドが放送されました。

このように、マクドナルドも世界にその販路を広げ、ブランドを浸透させていっている多国籍企業です。

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・ジレット

日本でもCMされている、髭剃りメーカーのブランドです。普通の製品よりも倍近い値段がしますが、使うと病みつきになるほどよく剃れます。

これも、上記のマックやコークと同じ、世界にその販路を広げ、ブランドを浸透させていっている多国籍企業ですね。

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バフェットの投資した銘柄の代表をココに抜き出してみました。アメリカンエクスプレスも日本ではお馴染みですね。そうそう、ディズニーもバフェット銘柄でした。

加えて、これらはバークシャーのポートフォリオの中で、好成績を挙げた銘柄でもあります。

わたしはバフェットの投資のうち、消費者独占型企業を上記のような企業にどれだけ近いかを念頭に考えます。

国内でどんなに人気があろうとも、世界で通用するくらいのものがあることがひとつの目安で、とても厳しい目安です。

というのも、私はどんな商品やサービスも「真似」されると思うからです。

かつて風靡した「フリース」もぱくられまくったし、その生産方式もぱくられたユニクロを記憶の隅においておきましょう。

真似されぱくられていきながらも、卓越した商品やサービスがあるかどうかが「消費者独占」を考える上で重要だと思います。

「人気」があるのではなく、「独占」してしまっているかをポイントにしています。

つづく