長期投資がいいのは、放置しておけばいいからである。
もちろん、購入対象は卓越した競争力を持っている企業に限られる。
どんどこ会社の金庫に利益が詰まれるからこそ、「長期」で持つのに理由があるわけで、塩漬けが長期投資ではない。
そこで、GOOGLEを300ドル前後のときに買ったわけだけれども、適当にインカムステートメントを見るくらいで、株価のほうはほとんど見ていなかった。
逆を言うと、インカムステートメントを見ていたら、株価など気にならないからである。
そのくらいの高財務・高損益である。そうそうには、見れない数字が並ぶ。
「すさまじい」という言葉がぴったりだ。
正直な感想、株価が上がらないわけがない。
参考:http://finance.yahoo.com/q/is?s=GOOG+Income+Statement&annual
「ああ、これがバフェットのいう、エクセレントカンパニーなのかな」と思ったりもする。
とはいえ、グーグルはSNSの分野ではぱっとしていないし、多くの失敗も抱えている。多くのサービスが停止された。
アップルの、マイクロソフトのタブレットPCも、脅威である。スマートフォンの覇権も握れているとはいえない。
しかし、「Google Fiber」など、競争業者からするとぞっとするサービスも展開している。
グーグル製ブラウザのクロームのユーザー使用率も、IEに凌ぐ勢いである。
プライバシーの問題もあるし、独禁法の影響もあるだろうが、これだけのキャッシュがある企業であれば、乗り越えていけそうである。
問題は、本業の検索連動広告が落ち目になってきたときだ。