先も述べたように、Google+のフォロワートップは、Googleの経営陣をおさえて、ザッカーバーグさんになった。
若くてお金があってギリシア彫刻が入ったハンサムな人だから仕方がない。
いくら影響力のある会社の社長とはいえ、おっさんとはあんまり仲良くなりたくない。そんな本音が浮き出ている。
結局、注目度という点では、FACEBOOKになってしまうところが、Google+の現状の見られ方というか、先の雲行きの怪しさを醸しているように思う。
ニュースをチェックしていても、未だテスト中というかベータ版のためか、反響がストレートに見えてこない。
すっげえ!わけでも、てんでダメというわけでもない。「なんだかな」というわけで、つまり、「普通」なんだろうなと思う。
まあ「普通」では、FACEBOOKがよほどのへまをしない限り、勝ち抜けないだろう。
まだサービスを開始して1ヶ月も経っていないのだし、様子見しかできない。取りあえずは静観だ。
お知らせメールだけは登録してみた。怖いもの見たさだが、はてさてである。
わたしが自分から興味を持ったものは大体消滅していくので、アレかなと思う。
「Google+」の招待状を装うSPMが、やっぱり現る
SPMメールとしては、よく「ある」ことなのだが、やっぱり「Google+」の招待状を装ったSPMメールが出回っているとのこと。
メールの内容はお決まりの、医薬品が安く買えるとか、バイアグラがお得とか、そういった定番のものである。
「Google+」が気になっている人は、つい開いてしまいそうなので、注意ですの。
わたしのところには来てないけど、「ドキッ」と、ときめいちゃうだろうな。
「Google+1」のボタン押し代行業者、やっぱり出現
要はお金を払えば、「Google+1」の評価をします、コースは30人分、40人分、50人分といった次第である。
正直、やるのは自由だが、こうした業者を使って作為的な評価がばれたら、どうなるかをも踏まえてやるべきである。
現状、Googleしか検索エンジンはないのだから、ペナルティを食らうと影響は甚大である。企業や事業者はやらないほうがいいだろう。
これが、他の検索エンジンが生きていれば、ペナルティを食らってアクセスが激減しても代替が効くが、代わりのない現状では危険すぎる。これまでやってきた企業努力や流れていたトラフィックが、すべて吹き飛ぶことも考えられる。
Googleは、検索結果に対して不当な影響を与えた場合、大広告主でもペナルティを与えている。代表例はJ.C. Penneyで、年に24億円もの広告費をGoogleアドワーズに費やしているが、それでもGoogleはペナルティ(検索順位の下落)を下した。
J.C. Penney自体は違反行為をしていなかったが、J.C. Penneyが依頼したSEO業者が不当な検索結果操作をやった、という情状酌量の余地があってもである。
参考:ヤフーファイナンスのJ. C. Penney Company, Inc.のページ
参考:J. C. Penney公式
そもそも、「Google+1」の評価数が高くなればどうなるのかも、よくわからない。
Googleが「Google+1」の評価を、FACEBOOKやTwitterなどのアクション以上に重視して、それを検索結果に反映するのは、フェアではない。FTCが噛み付くのは目に見えている。
Googleが課徴金や反則金を支払って、自分自身が検索結果を不当に操作したことになったら、こんな恥ずかしいことはない。
常識的に見て、「Google+1」の高評価だけで、検索上位表示にはならないだろうから、お金を払って「+1」を得ても、あんまり意味はないように思う。